天気予報の予想通り、急に冷え込みました。
1日冷たい雨です。
家の中にいる分には、実はさほど変わりはないのですが、やっぱり天気が悪いと動きが鈍ります。
今日は、新しい商品はどんなものにしようかな、とぼんやり考えながらサンプルを作ったりして過ごしました。
形になったらご紹介します。
さて、こんな独り言のようなブログですが、訪れてくれる方が、少ーしずつ・・・増えてる!
地味~に読んでくれている方がいるんだなと思うと、励みになります。
こちらのブログに来てくださっている方は、おそらくminneを通して興味をお持ちになられたのかと思います。
きっとスクラップブッキングやペーパークラフトがお好きな方が多いのだろうと思われますので・・・
どれだけの方が興味を持ってくださっているかわかりませんが、今日は再び布のお話です。
先日、一目惚れをして買ったこちらの本。
この前縫ってご紹介しましたキモノスリーブというブラウスがすっかり気に入ってしまいました。
本当に素敵なデザインです。
これからますます寒くなってくるでしょうから、活躍してくれるでしょう。
もう1つ、キモノスリーブと同じくらい気になっていたブラウスがあったので、先週そちらを作ってみました。
モデルさんが着ている写真が、こちら。
ラグランスリーブというデザインのブラウスです。
正直、この角度じゃ今一つ分からない・・・けれど、素敵。
デザイナー(というか、この本を企画されている大橋利枝子さんという方は、スタイリストさんだそうです)の方が実際にコーディネートして紹介されているものが、こちら。
こちらは黒です。やっぱり素敵。
型紙はたったの2枚というシンプルさで、さくさく作り始めましたが・・・
これがけっこう大変でした。
何がというと、裾の両脇と袖に入ったスリットに苦戦。
これまでわりといろいろ縫った経験はありましたが、基本「簡単ソーイング」的なものばかりを選んできたので、凝ったデザインとか難しそうなパターンは避けていました。
スリットって縫うのが難しいんですね。勉強になりました。
それに、前回のキモノスリーブは袖付けがありませんでしたが、今回は袖付けもあり。
これがあるかないかで手間が全然違います。
肩のラインをきれいに縫っていくのは結構難しいです。
それでも、せっかく素敵なデザインなので、わたしなりに丁寧に丁寧に縫いました。
100%満足のいく仕上がりではありませんが、そこそこの出来栄えです。
本当は黒がよかったのですが、家にあった紫がかったネイビーのリネンで。安物リネンですが、悪くないです。
形はやっぱりきれい。
この本のデザインは、本当に大人シンプルでちょっとおしゃれなものばかり。
着丈の長さも絶妙。
型紙で見たときは、結構短いなと思いましたが、だらしなくなることもなくパンツでもスカートでもきれいに合わせられそうです。
襟ぐりも、ボートネックの開き具合が大きすぎると下着が見えてしまったりするし、かと言って小さすぎるとつまらない・・・けれど、これはとてもいい感じの開き具合。
苦戦したスリットも、やっぱりあった方がいいです。
この本から2作目。これも気に入りました。
ただ、袖はわりと細身なので、重ね着するなら薄手のものに限られそう。
わたしが今回使った布は少しゴワゴワするので、何度も洗ってほどよくくたっとした方が体に沿って、もっと着心地がよくなりそうです。
大切に着よう。
前回、今回と縫ってみて、ひとつ誤算だったことがあります。
それは、これ。
わたしが出来上がり線や合印をマークするために使っているチャコペーパーです。
一般に手芸店で売っているきちんとしたチャコペーパーで、優秀なところは、水で消えるということ。
これがほんもののチャコペーパーです、とパッケージにどや顔で書いてあります。
普段、わたしは出来上がり線は引きません。
基本、出来上がり線で型紙を切って布に置き、縫い代を計算しながら裁断していきます。縫い合わせるときにミシンのメモリで縫い代を図りながら縫っていけば、たいてい大丈夫。
そんなざっくりソーイングばかりしてきました。
ただ、今回はきれいに仕上げたいので、出来上がり線をこちらのチャコペーパーで慎重にマークしておきました。
そして、折り線で折るときも、きっちりアイロンをかけて、ずれないように気を使いました。
すると、なぜか出来上がり線がいつの間にか消えているんです。
あんなに丁寧にマークしたのに。
濡らしたわけでもないのに、なぜ消えるのか??・・・熱にも弱い??
どうも、アイロンを当てると消えてしまうみたいなんです。
それって不便!
ところどころ、マークが消えてしまって困りました。
今度はキモノスリーブの色違いか、ワイドパンツを縫いたいと思っています。
チャコペーパーは違うものに替えた方がよさそうです。