紙と布があれば

minneでショップがんばりまーす

初オーダー! 布のお話

今日は朝から雨の土曜日です。

すっかり寒くなりました。

でも・・・わたしはテンション上がってます~↑

9月25日に始めましたこのブログ、そしてminneでショップオープン。

地味に商品を増やしつつ、ブログで独り言のようにつぶやきつつ、やってきました2週間・・・

とうとう初めてのご注文をいただきました!うれしぃ~

実のところ、毎日もくもくとダイカットをしたところで、写真を撮ってアップしたところで、誰も興味なんてもってくれないんじゃないかと、そんな気持ちになってきていました。

でも、こうして初オーダーをいただきまして、すっかり盛り返しました!

お気に入りにチェックしてくださっている方も、すこーしずつ増えてきています。

そういう方を大切にして、がんばります。

 

今回あらためて思いましたが、こうやって自分の好きなものをネットで紹介して、同じように好きになってくれる方に出会うことができるのは、本当にうれしいことです。

これからも、ほそぼそと続けていきたいと思います。

 

 

と、言っておいて何ですが、今日は紙ではなくて、布のお話です。

昨日は、久しぶりに布を出してきて、ブラウスを作りました(まだオーダーも入る前でしたし、気持ちが少し紙から離れていたんです)。

なぜなら、とても素敵な本を見つけたから。

ここのところ急に寒くなって、着るものに悩みます。もともとあまり服をたくさん持っている方ではありませんが、断捨離などとブームに乗って、あまり好きではないなと思った服を処分してしまいました。その結果、ないんです。着るものが。

そんなわけで、なんとなく久しぶりに服を縫ってみようかな、と思っていました。

本屋さんで洋裁コーナーを見ていたら、気になったのがこの本。

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素敵。

中をパラパラ見たら、どれも着心地がよさそうで、流行に左右されないベーシックな形ではあるけれど、襟ぐりや袖なんかが少し変わっていて、おしゃれ。そして、何より仕立てがとてもいいんです。というのも、布の端の処理をロックミシンでダダーっと、なんてことは絶対せず(これ、わたしがよくやるやつ)、丁寧に折伏せ縫いという方法で、内側もきれいに仕上げるということ。もともとヨーロッパの上質なリネンを扱うお店の関係の方がまとめた本のようで、上質な布を使って、丁寧に仕立てて、長く愛用する、というコンセプトでまとめられています。

わたしは上質な布なんて買うことはありませんが・・・、それでも写真を見ていたら、もう40を過ぎたし、そろそろ丁寧な仕事をして、長く着られる服でも縫えるようになりたいな、とそんな気持ちになりました。断捨離もしたばかりだし、長く大切に着られる服を少しずつ増やしていくようにしたいです。

長くなりましたが、そんな気持ちでこの本を買って来ました。

で、まず作りたいなと思ったのが、このデザイン。

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なんて素敵。キモノスリーブ、という名前が付いていまして、着物のように袖が広がったブラウスです。これは重ね着の仕方で真夏以外は1年中着られそう。

いつになく、型紙作りからとても丁寧に、アイロンがけも待ち針打ちも怠らずに、ゆっくりゆっくり作りました。そして、丸1日かけて出来上がったのがコレ。

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・・・・写真だと、ちょっと残念感がありますが、わたしにしてはいつになく、とても仕立ての良いブラウスができました。着た感じが伝わらないのが残念ですが、ラインがとてもきれいです。それに、裏返しても着られるんじゃない?ってくらい、内側の布の処理も丁寧。これは長く愛用できそうです。満足。

ひとつだけ・・・生地が安物なので、すぐにけば立ちそう。せっかく丁寧に作るなら、やっぱりもう少し布もいいものにすればよかった。上質のリネンで仕立てたら、ほんとに素敵になるだろうな、と思いました。上質とまではいかなくても、今度はリネンでもう1枚縫ってみたいと思います。

ちなみに、内側の布の処理は、こんな感じ。

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何度も言っちゃいますが、これ、内側です。こういう丁寧なお仕事は、手作りならではなのかな、と思います。なんだか、昨日はいい仕事をしちゃったな。

今日、さっそく着ています。ヒートテックに重ね着で、とてもいい感じです。

 

さて今日は初オーダーの商品の発送をして、minneの商品もあたらしいものをアップしたいと思っています。