こんにちは。
今日は穏やかな天気です。
このあたりでもいい感じに紅葉して、外を歩くのが心地よかったです。
でも昨夜は家の中でもしんしんと冷えました。
ひざ掛け代わりに毛布を出してきたのですが、さっき見たらこの通り。
たいして寒くないくせに、どうしてこうふかふかしたものに乗るのが好きなんでしょうね。
今日は、自分で使うことも考えて、クリスマスカードを作っていました。
minneではダイカットを中心に販売させていただいていますが、普段カードを作るときに一番使うのはスタンプです。
販売となると、スタンプを使ったカードではどうしてもご自由にアレンジしてくださいね、とは言えないので、あまり出品向けではないかな、という気もしますが・・・
ちょっとおもしろいテクニックを使うので、ご紹介しますね。
今日使ったのはこちらのスタンプです。
もみの木がただただ並んでいるだけのものですが、これがとてもかっこよくて、大人なクリスマスカードが作れます。
スタンプインクは写真の通り、ヒートエンボス用の透明な糊です。
これを使って、ヒートエンボスしていきます。
わたしがよく使う光沢のある白の紙を用意して、こちらのスタンプに糊を付けて押していきます。
うっっっすら見えるでしょうか・・・何も見えないかもです。
でも、ここに透明なエンボッシングパウダーを乗せると、木のシルエットが出てきます。
これなら見えますね。例によって、この粉を熱していきます。
一部だけ溶けているのが分かるといいですが・・・
全部溶けると、また何も見えなくなりました。
これでどうするかといいますと・・・
この前フォーマルカードセットのときに色をつけるのに使ったDistress INKの出番です。Distressとは、汚す、とか、ちょっとコ汚くする、みたいなニュアンスみたいですね。はっきりとスタンプの模様を押すためのインクではなくて、紙全体を色付けしていくような時に使います。紅茶染め色、とかアンティーク色、みたいなカラーもあります。そういう色を使うと、普通のカラー写真がセピア色になったり、普通の白い紙やリボンなんかがアンティーク調の古びた色になったりします。
そういうニュアンスをつけたいときにぴったりの優れもののインクです。
今日は、こちらの3色を適当に混ぜながら、空の部分をスポンジで色付けしていきます。
そうすると・・・
木の部分を残して色が付いて、木が浮き出ます。
エンボスした部分は、インクをはじきます。
雰囲気のある冬景色になりました。
ここに、雪を降らせてみたいと思います。
使うのは、ステンシルです。
このステンシルシートを先ほどのカードに乗せて、テープで止めます。
このテープは、ホームセンターなんかにある、養生用のマスキングテープです。
そして、ここに乗せるのは、ラメ入りのペースト糊です。
ステンシルの上に薄ーく延ばしていきます。
そして、そーーっとはがす!
キラキラの雪が降りました。
少しこのまま乾かしておきます。
十分に乾いてから、この前のキットを作った時に使ったシルバーのラメラメペーパーでMerry Christmasのロゴを抜いて、飾ってみました。
おしゃれ!
わたしの好みの感じです。
こんなふうに広い部分をヒートエンボスで熱したり、糊のペーストを乗せたりすると、紙が歪みます。
今回はこの紙を、別に用意したカードベースの上に張り付けて、完成です。
そうすればしっかり平らになってくれます。
大人なクリスマースカードができました。
ついでに同じようなやり方で、他のデザインも作ってみました。
もみの木はグリーンのパウダーでエンボスし、サンタさんを飛ばせてみました。
こっちの方が好まれそうな気もします。
もうひとつ、シルバー1色でシックに。
あまりに地味だったので、ラインストーンとリボンで飾りました。
今日作ったのが、この3種類。
悪くないかも。
どうせなら出品してみたくなりました。
どのデザインを採用しようか、考えています。
いっそ3色1セットで出品してみようかな。
クリスマスカード作り、楽しいです。