初めての商品の準備ができました。ドキドキします。
ハローウィン用のスクラップブッキングのペーパーパーツセットです。
わたしがアルバムを作るならこんなパーツが欲しいかな、とイメージしながら作りました。
まずは、こちら。
黒いペーパーに、ハローウィンのモチーフのスタンプを押して、シルバーのエンボッシングパウダーで仕上げました。
エンボッシングパウダーとは・・・?
熱で溶ける粉です。今回はシルバーを使いましたが、さまざまな色があります。
専用の、ウォーターマークインクという糊のようなベタベタしたインクでスタンプし、そこに粉を振りかけると、スタンプの柄の通りに粉が乗ります。そこで、専用のヒートツール(ドライヤーのような熱風が出る道具です)で熱すると、粉が溶けて、立体的な模様が浮かび上がります。
文章では分かりにくいかと思いますが・・・
クモの巣のバックグラウンドも、お化け屋敷のスタンプも、シルバーできれいに模様が出ました。小さいパーツは、裏に厚みのある両面テープを張って、シールにしました。
ヒートエンボスは、いろいろな使い方があってとても楽しいので、また後日あらためてご紹介できたらと思っています。
それから、こちら。
ダイカットで抜いたペーパーパーツです。
ダイカットとは・・・?
ダイカットマシンという、紙を型抜きする機械があります。ダイとは型のことです。イギリスやアメリカではわりと一般に出回っていますが、日本ではまだあまり知られていません。わたしが使っているのは、Spellbindersというメーカーの、手回しタイプです。電動でカットしてくれるタイプもあります。
この写真では、花の形のダイが乗っています。薄い金属でできています。この上に、カットしたい紙を乗せて、プレートで挟んで、手回しします。そうすると、プレスされて・・・
こんな具合に、きれいに抜けます。この要領で、ハローウインのテーマのダイカットをクルクル手回しで抜きました。カボチャ24、フェンス1、ゴースト12、クモの巣&クモ各3、景色4種類各1、合計47ピース、どれもかわいいですよ。
そして、最後がこちら。
こちらもダイカットマシンを使いますが、型抜きではなくて、模様のあるプレートに紙を挟んで、プレスをして立体的に仕上げたものです。紙の凹凸で模様ができています。こちらもクルクル手回しで1枚ずつ仕上げています。シルバー×2枚、赤、緑、各1枚。
どのパーツを組み合わせても、かわいらしくアルバムを作ることができると思います。アイディアの例として・・・
相当ざっくりしていますが、例えばこんな感じとか
こんな感じとか
いろいろと楽しんでいただけると思います。今回の台紙のサイズは12インチ(約30センチ)×12インチです。
子どもたちが小さかった頃は、こんなふうにイベントごとにアルバムのページを作っては楽しんでいました。しかし大きくなってしまった今となっては、あまり・・・そもそも写真を撮るような機会が少ないですね。ちなみに上の写真は、かれこれ8年も前のものを引っ張り出してきたものです。まだまだ幼い息子が懐かしいです。
せっかくダイを持っているのに、使う機会があまりなくなってしまった、というのも今回の出品のきっかけでもあります。なんだかもったいなくて。ぜひ小さいお子さんがいらっしゃる方に使っていただきたいです。そして、ハローウィンの思い出の1ページに添えていただけたら、うれしいです。子どもはすぐに大きくなってしまいますから。最近のわたしのハローウィンの楽しみは、もっぱら愛犬の仮装ですね、はは。犬はずーっとかわいいままです。
ちなみに、スクラップブッキング以外にも、いろんな楽しみ方があります。
こんな感じのカードを作ってみても楽しいです。
景色のダイカットを、厚みのある両面テープで重ねました。奥行きが出て、なかなかいい感じです。
でも、ハローウィンのカードなんて、誰に出す・・・?
うちでは部屋に飾っています。
今回は、このペーパーパーツのセット、3セット用意してみました。
売れるといいな。